このファミレス編は事実に基づいたフィクションです。
会社名や店名、お客様の判明につながる恐れのある部分は、事実とは異なる内容に変更することがあります。
タイトル |
|
|
先日、退職後久々にお店に客として顔を出しました。
店長自ら少しオマケもしてくれたのですが・・・
一番有り難かったのは、またこの店での勤務を是非検討して欲しいと言われた事です。
私の家の事情を汲んですぐさま解雇して頂いたお陰で、母の葬儀やその後の諸手続などをとてもスムーズに進めることが出来ました。
そして今度はまた、雇用のお誘いを頂きました。
ファミレスのアルバイトは入れ替わりの多い事情もありますが、それを差し引いても充分店長の誠意は伝わってきました。
復職するかどうかは未定ですが、アルバイトの必要が生じた時には、迷わず元の職場でお役に立ちたいと考えています。
(定職と違って)バイトなら介護と両立できると始めて半年以上経ちました。
もちろん最初に店長に事情を話し、その上で雇ってくれていた訳ですが・・・
まさかこんな短期間で介護の必要が無くなる、即ち、バイトの必要が無くなるとは夢にも思っていませんでした。
私も38歳の男ですから、介護の必要が無くなった以上、定職(自立の糧)を見つけなければなりません。
店長及び従業員一同の名前で丁寧な弔電を送って下さったにもかかわらず。
また、普段から迷惑掛けっぱなしにもかかわらず、暖かくも厳しくご指導頂きました店長、副店長には本当に申し訳なく思います。
急に辞めることは迷惑以外の何者でもありません。
また、就業規則には辞める2週間以上前に申告し、店長の許可があるまでは勤務を継続しなければならないとあります。
もちろん私はそれに則って迷惑にならないよう、しばらくは続ける事も厭わないつもりでいました。
でも、普段から私の事情をよく汲み取って下さっている店長は、すぐさま私を解雇して下さいました。
お陰様ですぐに次の行動に移ることが出来る訳です。
さらに、「いつでも遊びにおいで。サービスするからね」という気遣いまで頂きました。
店長及び副店長殿。
今まで、本当にお世話になりました。有り難うございました。m(_
_)m
私の勤務する店では、アイスコーヒーもコーラも同じ種類のグラスで提供します。
氷も同じ量を入れるよう指定されています。
お客様に提供する時、見た目の違いはほとんどありません。
で、トレーに混在状態でお客様へ提供する時に・・・ははは、間違えちゃいました(^^;
最初にコーラをご注文されたお客様が一口飲まれて、「これ、違う!」と。
同時に提供したのが1種類/1人ずつなら、残りはどのお客様に間違って提供したのかすぐに判るのですけど。
この時はコーラは1人で数人がアイスコーヒー。(しかも複数テーブル)
ところで、コーラには普通、フレッシュとかガムシロップとか何も入れずに飲みます。
しかしアイスコーヒーには、それらを入れて飲まれる方も多くいらっしゃいます。
で、この時のお客様は全てフレッシュを入れて飲まれる方のようで・・・
つまりは、フレッシュ入りのコーラがどれか一つ混ざっているのです。
すぐに提供したお客様全てに謝罪しながら回収・交換しなければなりません。
さすがに一口飲んで頂いて確認するわけにもいきませんからね。
ところが、まずは一人目のお客様に事情を説明・謝罪し終わって、いざ「交換させて頂きます」と言おうとしたら、
「じゃ、一口飲んでみるね」と言われてこちらが止めるまもなく一口ゴクリ。
「ブハッ、これだ!」と言って笑い出し始めました。
一通り笑い終えて、でも半分笑いを引きずりつつ「初めてフレッシュ入りのコーラ飲んだよ、ハハハハハ」
いやはや、二十歳前後の可愛いお嬢さんでしたが、私の失敗を笑い飛ばしてくれたおかげでマジで救われましたよ。
ヘタすると店長どころか本部にまでクレームが直行する可能性だってあるのですからね。
もちろん来ますよ、まれにヤ○ザと思しきお客様が。
私は基本的にフロア担当(接客係)ではありませんが、一応その業務も任されています。
で、やはり接客係は女性従業員(パート・アルバイト等含む)が中心。
当然、嫌がります。
そこで私の出番ですが・・・実は結構好きだったりします。
○クザ系統の接客が(笑)
特に複数人でのご来店時、誰がその中でナンバーワンかなどの序列を把握する事は重要です。
料理を提供するのは、もちろんナンバーワンのお客様から序列順に提供しなければなりません。
でも、厨房で完成するのはその順番とは限りらなくて、そこでいろいろと調整が必要になるのです。
ところで、多人数なら一番下っ端の人が注文を取りまとめてオーダーすることが多いのですが・・・
親分(?)を笑わせようとするのか、オーダー時にギャグをかます下っ端が割と多いのはなぜなんでしょう?
とりあえずウケてあげると、その下っ端も面目を保つ事が出来て上機嫌になります。
そうすると再度ご来店頂くチャンスが増えます。
実はヤク○な方々は多人数での来店が多く、単価が高いことが多いので、収益的にありがたいお客様なのです。
逆に、飲食が目的でないお客様が一番困りますね。
例えば仮眠が目的の方、クレームをつけるのが目的の方など。
単に、うっとうしい客は来んな!ってのが本音なだけなんですけどね。
昭和30年前後数年間に製造された10円玉は、周囲に100円玉みたいな溝が掘ってあります。
これを通称「ギザ十」と呼ぶそうです。
私は特にコイン収集家というわけではありませんが、通称ギザ十だけは集めています。
集めると言っても、普通に生活していて偶然手許に来たギザ十を、使わずに取っておくというだけのものですけどね。
・・・で、何でこのコーナーでその話をするかってぇと。
実に多いんですよ、店のお金の中にギザ十が。
例えば、店の売上金を銀行に預け入れる時、釣り銭用に小銭も両替します。
銀行での両替は通常、どのコインも50枚単位で束に包装されていますが、その50枚の中に、運が良ければ2〜3枚程度ギザ十が含まれていることもあるのです。(もちろん1枚も含まれていないこともありますけどね)
あるいは、お客様からのお預り金の中にギザ十が含まれていることもあります。
でも、それはあくまでもお店のお金。
仮に自分の財布の中の通常の10円玉と交換しようとしても、絶対に出来ません。
いや、やろうと思えば出来るのかもしれませんが、その行為自体が公私混同ですし、万が一不足金が出た時に疑いを掛けられるのは嫌ですからね。
あー、今回の話は時にオチとかはありません。ただそんだけの話です。
やられました、食い逃げ。
飲食店なら大抵どこでも一度は経験があるのではないでしょうか。
そういえば、Piaキャロ(原作はファミレスを舞台とした18禁ゲーム)シリーズでも食い逃げのイベントがありましたねぇ。
私が担当しているフロアではなかったのですが、食い逃げ犯(食い逃げするまでは「お客様」)と一度は言葉を交わしているだけに、逃げられたのが悔やまれます。(当然、人相や風体は覚えています)
店長は「無銭飲食」って言っていましたけど、それってちょっと違うと思いますよ、私は。
「無銭飲食」は文字通りお金を持たず飲食代を踏み倒すことを前提に飲食すること。(時にはレジで“金がない”と開き直られることも)
「食い逃げ」はお金を持っていようがいまいが、飲食代を払わずに店を出ること(レジをすり抜ける行為)を指すと思いますが、どうでしょう?
業界用語や法律用語では、その辺の違いはあるのでしょうか?
例えばタクシー業界では、「無賃乗車」と「乗り逃げ」の区別はしているのでしょうか?>某氏
ま、仮にその区別があったところで、犯人に損害額を払わせない限り大差ないんですけどね。
くっそー、こちとら時給XXX円で働いてんのに、XXXX円(桁が一つ違う)飲み食いしたあげく逃げるとは許せねー!!
でも、たかが4桁の金額で犯罪とは・・・もしも捕まった場合のデメリット(例)を考えれば、メチャクチャ採算が合わないのでは?
(例)マスコミによる実名報道、(会社員なら)懲戒免職による失業、社会的信用の失墜、(扶養家族があれば)一家離散など
「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
こう言おうとしたんです。
でもそのお客様、体重が何というか・・・すごく豊かな方で・・・
「いらっしゃいませ、お太り様ですか?」
マジで言い間違えましたよ。
ま、ファミレス入店時の決まり文句みたいなものですし、周囲の雑音などに助けられて、お客様には「お一人様ですか?」と聞こえたみたいです。
普通に「ええ、一人です。禁煙席空いてますか?」という返事が帰ってきました。
気づかれなくて良かった(笑)
その日の勤務が終わったら、一般客として入り直してビールを飲むことがあります。
仕事が終わった後の開放感とほどよい疲労感とで、つい本数を重ねてしまう事もあるのですが・・・
ある日、調子に乗りすぎて中ジョッキで11杯も飲んでしまいました。
翌朝、いつも通り勤務開始時刻の30分前に出勤すると、店長が驚いて開口一番「何でお前来るんだ!?」
そりゃ来ますよ、仕事ですから。そんな事でびっくりしないで下さいな。
「何で来るんだ!?」って言葉が思わず出てしまうくらい、二日酔いでサボると思っていたみたいですけどね。
こらー案内係!、制服着た高校生に「禁煙席と喫煙席、どちらがよろしいですか?」って聞くなー!!
そんでもって「煙草吸うから喫煙席ね」って答えるなー!!
でも結局煙草を吸わなかったようなので、たぶんギャグのつもりで答えたんだと思うけど・・・(^^;
ま、それはおいといてぇ。
幼い子供を連れた家族連れでも、子供なんか関係なく周り中煙だらけになるまで吸う人達が多いのには驚きますね。
幼少の頃から副流煙吸いまくりで、健康にとっても悪そう。
かわいそうとは思うけれど、所詮他人の子供だし、例え死に至る病になったところで知った事じゃないけどさ。
そういう親の親は一体どういう育て方をしたのだろうね。
一つのテーブルに複数人のお客様がいて、大盛りの料理と普通盛りの料理を運ぶ場合の話です。
自分が注文を取ったのだったら、どのお客様にどの料理を提供すれば良いのか判ります。
しかし、そうでない場合は「〜をご注文のお客様?」と尋ねる事になります。
で、例えば男女二人のお客様だったら、規定値として大盛りを男性客、普通盛りを女性客に運ぶよう店側からも指示されています。
ま、女性客に対して大盛りかどうかを確認するのも、失礼になりかねない訳ですしね。
ところが、たまに遭遇するのです、逆のパターンに。
しかも、そういう女性に限ってスレンダーな体型+美人(笑)
「あ、大盛りは私です」と恥ずかしそうに手を挙げる仕草がまた何とも言えず・・・(*^_^*)
これって羞恥プレイ?(爆)
もう一つ類似の話題を。
一人客のテーブルにどう見ても二人分以上の料理の注文が入る時があります。
実際にその多くの場合は、テーブル番号の間違いなのですが・・・
ある時、二人分以上の料理を運んでいったら、これまたスレンダーな体型の美人客。
テーブル番号の間違いだと思って、お客様を目の前にしながら一旦は引き返しましたよ。当然でしょ。
伝票と料理とお客様の顔を見比べながら「えっ?」ってのも失礼な話ですし(笑)
注文を取った人に確認すると、間違いなくそのお客様一人分のオーダーとの事。
もしかしてお客様のお名前は「木ノ下貴子(※)」さんではありませんか?
それにしても、ほれぼれするような食べっぷり。
病的な肥満ならダイエットも必要でしょうが、女の子は多少(?)食いしん坊の方が可愛げありますよね。
※Piaキャロットへようこそ!!3というファミレスを舞台にしたゲームに出てくる大食漢。発売元はエフアンドシー株式会社
※PS2/DC版でもNECインターチャネル株式会社より発売。(同サイトのTVGAME館の中にキャラ紹介あり)
ファミレスでは通常、調理用のアイスクリームは専用のバケツみたいな容器に入った状態で納入されます。
それを専用の大きなスプーンみたいな器具で掘って盛りつけ、お客様に提供します。
その器具にも用途に合わせて数種類の形や大きさがあります。
そのうちの一つを、手が滑って床に落としてしまった訳ですが・・・
ま、落とした事自体は大した事ではありません。
規則に従ってちゃんと洗えばそれで良いのですから。
ところが、店の責任者の一人がそれを拾って、何事もなかったかのようにそのまま専用の置き場に戻したのです。
おいっ、店の責任者がそれでいいのかっ!
床に落とした器具をそのまま使えと?
責任者の見ていない隙に、落とした器具だけでなく、その場にあった全ての器具をコソッと取り替えましたけど。
責任者なら責任者らしく、我々初心者のお手本となるような仕事をしてもらいたいものです。
店ではメニューにある日替わりランチの写真を、毎日差し替えて使っています。
ところがメニューの中に差し替え忘れが一冊混じっていたのです。
しかも注文を取って料理をお客様の席に運んでから、お客様に指摘されて初めて発覚したのです。
幸いにも食材の都合がついたので、差し替え忘れの料理を特別に提供することが出来ましたけど。
私は直接関与していなかったので、その点では私のミスではないのですが、いろんなミスがあるもんですねぇ。
ちなみに作り直した料理を運ぶ役目・・・つまりお客様への謝罪役はなぜか私に。
ま、私は今までの仕事上での経験で謝り慣れているし、店の女の子に謝らせるのもかわいそうな気がしますが・・・
男性客だったし、あるいは女の子から謝って貰った方が印象が良かったかな?
はっきり言って、最近はネタになるようなことがありません。
困ったものです。
そこで、サービスや商品について勉強がてら、勤務先の系列店を普通の客の立場で何カ所か回ってみたのですが・・・
結論から言うと、良い意味で参考になることは少なかったですね。
逆に、反面教師なら案外簡単に見つかりましたけど。
客席で堂々とケチャップの継ぎ足しをするな!
客席の隣で掃除機をかけるな!
注文と違う状態の料理に、「すみません」での一言もなく言い訳しかしないのですか!
しかも「店長」の肩書きを名札に持つ人が、平気でそんな事をやっているのです。
不慣れとか、ついうっかりという失敗なら故意でないのでまだ許せますが、これはそういう次元の話ではありません。
ちなみに私の勤務する店の店長は、その点大丈夫ですけどね。
また、今度は反対に「お客様」側を観察して解ったことですが、お客様ってのは店員の動向などをよく観察していますね。
つまりは私も勤務中はお客様から観られているって事になります。
不慣れな部分はある程度仕方がないとしても、常識や誠意を疑われることの無いよう気をつけなくちゃね。
グラタン系の料理は、中がグツグツ煮立った状態でお客様の元へ運びます。
当然、「鍋が大変熱くなっておりますのでご注意下さい」と一言添えます。
が、中には「どれどれ、うわちゃちゃちゃ・・・・ こりゃホントに熱いや」
だから熱いっちゅうとろーが!!
中が煮立っているの見て判らんかー?!
でも、こういうお客様って若い男性に結構多いです。なぜだろー?
火傷しても知りませんよ、私はちゃんと注意しましたからね。
5日前から風邪をひいてしまいました。
熱は大したこと無いのですが、どうにも鼻水と咳が出て困ります。
調理時もさることながら、一番困るのは配膳時にお客様の目の前でくしゃみや咳をしそうになる事ですね。
両手がふさがっているので、場合によってはダイレクトに料理にかかってしまいそうです。
さすがにそのまま「どうぞ」という訳にもいきませんし、作り直すにも時間が掛かってしまいますし・・・・
また、「ありがとうございました」とか「お待たせしました」とかで頭を下げると、鼻水がツーッと出てきてしまいそう(笑)
これは見た目にもカッコ悪いので、何とか避けたいところです(^^;
という訳で、病院に行ってきました。
その甲斐あってかほぼ完治しつつあるので、ようやく本サイトも更新を再開です。
比較的高齢の女性のお客様から配膳時に訊ねられました。
客「あのぉ、さっきから時々揺れを感じるのですが」
HIDE「え? えっと・・・ 私は感じませんでしたが、お座り頂いていて揺れを感じましたか?」
客「あなたが感じないのなら結構です。私自身の体調が悪いせいかと思ってしまいましたわ」
お、お客様、それはもしかして目眩ではっ?
表通りの車の流れから、恐らくはその影響かとは思いますが。
ご高齢の事でもありますし、お願いですから体調管理には充分ご注意下さいね。
お客様ご自身の体調について訊かれるのは初めてでした。
ファミレスなどで勤務する上での通過儀礼。
その代表的なものの一つに食器割りがあります。(他にもオーダーミスや調理ミス、配膳ミスなどなど・・・)
私もついにやってしまいました。
しかも食器を入れるケースごとだったので、同時に10枚くらい(^^;
もっとも、店長自らが割った食器の片づけを私がし終えた数秒後に今度は私が割ったので、ほとんどおとがめ無しでしたが(^^;
しかも原因は副店長・店長代理がイレギュラーな置き方をしていたのが原因だったので、なおさらのこと。
ま、不幸中の幸いって事ですかね。
食器を割るなら店長の後に続け!
よく、「お客様の立場に立ったサービスの提供を」というような事を言われます。
ある時、料理を運んでいったら、お客様が離席の状態でした。
接客に関するマニュアルにはどう書かれているのか、少なくともまだそこまではまだ指導がなかった時の事です。
私がお客様側の立場だったら・・・
席に戻ってきた時に料理が置いてあったら・・・すぐに食事に取りかかれるような配慮がうれしいと思う。
席に戻ってきた時に料理が置いていなかったら・・・席に戻ってきたことを知らせるべきかどうか、催促しても良いものかどうか迷う。
結論、離席にかかわらず料理を置いてきた方が良いサービスだ!
戻って先輩に報告すると・・・
先輩「お前がお客様側だったとして、離席時に料理が置かれていたらどう思う?」
HIDE「その方がありがたく思います。すぐに食事に取りかかれますので」
先輩「それは、お前がずれているからだ」
HIDE「はぁ」
先輩「お客様がいない時に運ぶのは、サービスでも何でもない、単なるお運びさんとしての作業だ!」
HIDE「なるほど、納得しました」
私はよく世間とずれた考え方をすることは自覚していますが、その場では解りません。
離席時の料理提供に関しては、どうやらずれていたらしいです。
料理を運んだ時、使われている食材を尋ねられることがあります。
高校生のお客様にパフェなどのデザートを運んだ時、
「これって何?」と具体的に食材を指さして聞かれました。
HIDE「パイでございます」
客「ああ。数学のπ(パイ)?」
表情からみても明らかにふざけています。
昼時の繁忙期だったので
HIDE「お召し上がり頂ければ解ります。ごゆっくりどうぞ♪」
で終わり。
ちっ、つまらん。
もっと対応し甲斐のあるひねった質問でもしてくれりゃいいのに。
永年続いたパソコン関係の仕事も、もちろん初仕事というのはありました。
そして最近、ファミレスでの初仕事というのも経験しました。
その両者を比較してみますと・・・
◆パソコン関係の初仕事
自己紹介や挨拶が終わった後・・・
上司「おい、客先に行って謝ってこい」
これが上司からの業務命令第一声でした。
HIDE「あの、私、何か悪いことしましたか?」
上司「お前個人は悪くないが、客先でトラブルが発生した。いいからとにかく行って頭を下げてこい」
訳も解らず頭を下げまくったのが私の初仕事でした。もう15年以上前の話ですけどね。
そして・・・
◆ファミレスでの初仕事
自己紹介や挨拶が終わった後・・・
上司「おい、今女性客が居ない間に女子トイレの便所掃除をしてきてくれ」
これが上司からの業務命令第一声でした。
HIDE「あの、見ての通り私は男性ですが、入って良いのですか?」
上司「清掃中の札をかけておけば問題ない」
有無を言わさぬ命令で、女子便所掃除が私の初仕事でした。
◆さて・・・
これらはマジで実話ですが、あなたならどちらがましに思えますか?
(あなたが女性なら、男子トイレの掃除だと思って下さい)
ちなみに、パソコン初仕事当時の私ならともかく、今なら私は圧倒的に前者の「客先で頭下げまくり」ですね。
だって、トラブルのあった客を親自社派にするのはやりがいのある仕事ですし、ネタになりそうですから(笑)
それにしても、私の初仕事というのはなぜか妙な仕事が回ってくると思うのは気のせいでしょうか?
どうでしょう、もしもよろしければ、あなたの初仕事に関する面白いエピソードがあればお聞かせ頂けませんか?
まだまだ新人(=新入社員)扱いの私です。
複数の先輩社員について仕事を教わっています。
客席に配膳などして帰ってくると・・・
先輩A「遅い! 一体客席フロアで何をやってるんだ!? 料理を持って行くだけだから、さっさと戻ってこい!」
HIDE「はい、以後、そうします」
この時、必ずお客様のオーダーが揃っているかどうか、あるいは周囲の客席の様子も見るなどして「客席のフロアに出たらとっとと帰るな!」と先輩Bに指導されていました。
実際には追加オーダーや様々なご要望をお伺いすることになります。
そしてそれを実行しただけなんですけど。(その結果、先輩Aには遅い!と・・・)
私が先輩Aと先輩Bの両方から見ても極端な行動を取っているのかと思って、自分の行動を再考してもう一度同じシチュエーションでチャレンジ!
やはり客席フロアから帰るタイミングは先輩Aからは「遅い!」、先輩Bからは「早い!」と個別に注意を受けました。
ありがちな話だとは思いますが、できれば統一してもらえませんか?
(この他にも先輩Aと先輩Bとでは、割と意見が食い違う事が多いようです)
(という要望を、私のような新人では出しにくい雰囲気にあるので、とりあえず今回は愚痴ということで・・・)
ちなみに、「打たれ弱い」人間だったらキレて(又は挫折して)辞めていると思いますよ、マジで。
もっとも、たかだかそんなことくらいでキレる(又は挫折する)人間だったら私も同僚であって欲しくないし、雇う側も早期に切り捨てるでしょうけれどね(^^;
あっ、もしかして先輩AとBとで相反する指導をわざとして私がキレる(又は挫折する)かどうか試しているのかな?
だったら思う存分試してくれい(笑) たかだかこんなことで私がキレる(又は挫折する)訳ないでしょうに(^^;
(と言ってもそれを証明する手段もないけど。しかもネタが増えた分、喜んでいたりして。)
新人の私ですら連日見かけるおばあちゃん。
もしかして、この店の古くからの常連様かもしれません(未確認)。
おいしそうにお召し上がり頂く表情を、是非ともその日の調理場担当の人にも伝えてあげたいほどです。
きっと、その場の疲れなど癒されるに違いありません。それほどまでにおいしそうに、満足げな表情なのです!
お名前も存じ上げませんがおばあちゃん、是非とも末永く当店をご利用下さいませ。
私はおばあちゃんのご来店を心よりお待ち申し上げます。
※このおばあちゃんに関してはプライバシーなどに配慮し、これ以上の掲載は致しません。(たぶん)
先輩「冬は牡蛎の季節だから、このマニュアルを見ながら牡蛎フライの盛りつけ方を覚えておいてね」
(と言って、牡蛎フライのページを開いた状態でマニュアルを渡された)
HIDE「はい、わかりました」
・・・しばらく経って。
先輩「どう、覚えた?」
HIDE「一応は理解しました」
先輩「ん?(私のメモを見て) 牡蛎フライだけじゃないか! この本に載っている牡蛎全部だよ!」
む〜、牡蛎フライの盛りつけ方だけしか言わなかったじゃんかよ。
バイトの時間が終わって一時間無給で残業してメモをとったけどさ。
この程度ならまだ腹は立ちませんが、強いて言えば復唱して確認すべきだったかな。
先輩「おいHIDE、何でその伝票をそっちに持っていくんだ?」
先輩「あ、そうか。教えていない俺が悪いのか」
はい、その通りです(笑)
(デフォルトの位置ではなく、例外的に別のところへ持っていくべき伝票だったので)
店に出てまだ日が浅いので、先輩社員・アルバイトの方からいろんな指導を受けながらやっています。
調理場から客室内へ出る時に・・・
先輩A「おいHIDE、何で一旦立ち止まって左右を確認しないんだ! 誰かとぶつかったら危ないだろーが!」
HIDE「はい、すみません。以後気をつけます」
その数分後、全く同じシチュエーションで
先輩B「おいHIDE、何でそこで一旦立ち止まるんだ? 特に新人は一秒でも多く客室にいて慣れるようにしろ!」
HIDE「はい、すみません。以後気をつけます」
実話です(笑)
ゆっくりと時間をかけて左右の確認をしていたわけではありません。
悪意があって言っている訳ではありませんし、どの先輩も指導のつもりで言ってくれている事なので、別に腹も立ちませんけど。
こんなところで怒ったり反論するよりは、頭を下げた方がいろいろと教えてもらえてトクです。
ファミレスでは多くの場合、玄関を入ったところでお客様をお迎えし、人数の確認をします。
「いらっしゃいませ。お客様は何名様ですか?」というやつですね。
明らかに一人の場合は「お一人様ですか?」と聞く場合もあります。
「普段は二人に分裂してるけど今は一人だ」
とか
「家には家族がいるから独りじゃねーぞ」
なんて答えてくれる、愉快なお客様来ないかなー(笑)
伏線という訳でもありませんが。
トップページの宣伝文(?)を実は元旦から少し変更していました。
◆新バージョン
サポート・接客業界の裏話ならお任せ!
電話応対から各種イベント展示会、ファミレス等幅広い話題の裏路地っくが読めるのは本サイトだけ!
◆旧バージョン
サポート業界の裏話ならお任せ!
電話応対からセミナー、各種イベント展示会等、幅広い話題の裏路地っくが読めるのは本サイトだけ!
誰もいちいちそんなところ見ていないし気づいてもいないでしょうから、単なる自己満足ですけどね。
あずまんが大王という漫画をある程度読んだことのある方なら、誰にでも思いつきそうなパロディです。
友人・知人「HIDEはどーしてバイトにファミレス選んだの?」
HIDE「ファミレスの制服とか好きだから」
友人・知人「・・・」
場面替わって
知人A「ねー さっきのHIDE・・・なに?」
知人B「ああハッキリ言われてもな・・・ 変態か?」
友人A「ちがーう!!」
友人B「俺達友人一同は感動した! あんなに本音でバイトにぶつかっていくなんてー」
友人C「あんなバカ見たことねぇ!!」
知人「そりゃそーだ」
ファミレスでバイトを始めました。
「何でファミレス? パソコンやインターネット関係じゃないの?」と友人にも訊かれました。
それは・・・
Piaキャロシリーズ(注)とか好きだから!
だって制服とかもあるしさ、それにほら・・・何たって接客じゃん。
マジでそんな理由? ええ、マジです。
友人一同にも大爆笑されましたよ、もう。
私はこの手の冗談を本気でやるのが大好き♪
もちろん会社名や店名はヒミツです。
あえて言えば、わざと遠地の店を選びましたので、私の住んでいる市内に店があるとは限りません。
ついでに言えば、Piaキャロのゲームと違って店内の誰かと恋愛しようなどとはこれっぽっちも思っていません。
これだけは本当です(笑)
注・Piaキャロシリーズ
F&Cというゲームソフト会社が出している、ファミレスを舞台にした恋愛シミュレーションゲーム(という括りでいいのかな?)。
原作は18禁だが、一般作として2002年秋に映画公開もされた作品。