このコーナー、前回の更新から10年以上もブランクがありますね。すみません。
その間、母の他界や転職など、いろいろとありました。
10年も生きていれば、そして引きこもっている訳でもないのなら、常識を疑うような出来事に何度も出くわします。
ネタはあるのですが、ひとえに怠惰で更新をサボっていました。
言い訳をしていてもしょうがないので、早速本題です。
家電量販店にて、インターネット回線会社からの販売応援(ヘルパー)として勤務している時の話です。
店の入り口付近を通りかかっていると、たまたまお客様から、
「ICレコーダの売り場はどこ?」とご質問がありました。
割と横柄な態度のお客様です。
ちょっとだけ危険信号ですが、この段階では私は何もする事が出来ません。
「ICレコーダですね、こちらへどうぞ。」と普通にご案内。
売り場に到着し、「こちらの列がICレコーダのコーナーでございます」と言うと、いきなり烈火のごとくお客様がお怒り。
「お前は人をバカにしているのか! ここがICレコーダ売り場って事くらい、見れば分かるじゃないか!」
は? いや、もう何をおっしゃりたいのか、いや、ほざいているのか全く分かりません。
探しても分からなかったから、あるいは探すのが面倒だったから私に案内を求めたんでしょ?
と、本当に反論する訳にもいかず、
「あの、お客様のご要望通り売り場をご案内致しましたが、何か不行き届きな点がございましたでしょうか?」と、あくまでも下手に出ました。
するとお客様はさらにヒートアップ。
「こんな店員がいるからロクな店にはならないんだ! 店長を呼べ! 今すぐにだ!」
店長に代わってもらってもいいのですが、こんなバカな簡単に鎮圧可能なお客様の対応を、わざわざ店長のお手を煩わせるわけにもいきません。
普段懇意にさせて頂いている店舗社員様に、半ば押しつける形でバトンタッチ。
しばらくして店舗社員様が、「とりあえず『お客様が怒っておけ』と言うから、(私に)怒られるフリをしてね」と言うので、形の上で頭を下げ、本件は一件落着となりました。
いやぁ、さすがに店舗社員様も解っていらっしゃる。
その後、店舗社員様とは「単に『店長を呼べ』とか言って、何でもいいから怒りたかっただけじゃないの?」という事で見解が一致。
よっぽど普段の生活が満たされていないのでしょうね。可哀想に。
お客様から預かったNTT−○E東京のTA(ターミナルアダプタ)を、社内で設定していた時の事です。
職場の一人が「それってNTT−○E東京って書いてあるけど他府県でも使えるの?」
一般のお客様がそう勘違いされるんなら話はわかる。
我々業界人がこんなこっちゃいけねぇや(笑)
あるお客様から電話が。
客「あのぉ、メールで送られてくる添付ファイルの種類は何でしょうか?」
※いきなりこう聞かれても判るわけないだろうに。
私「どのようなアイコンが表示されていますか?」
客「いえ、過去何回か○○さんから送られて来たときにはちゃんと添付ファイルを開くことが出来たんですけど・・・」
私「それで、今回は違う形式で送られて来たのですか?」
客「最近、○○さんからのメールが届いてないんです。だから開けないんです」
※そりゃそうだろうよ!
来てもいないメールの添付ファイルを開く事が出来たら、そっちの方がおかしいですっ
私「お客様、大変申し訳ございませんが、送り主の○○さんにご相談頂けますか?きっと解決すると思いますよ」
パソコンの知識レベルがどうのこうのって話じゃなくって、これはもう常識レベルの話だと思うんだけど(^^;
一般のお客様からすれば、やっぱりこれはサポートセンターに聞かなきゃいけないレベルの問題なのだろうか?
あるお客様に呼ばれて現場到着。
HUBに繋がれた1台のパソコンが社内LANに接続できないとの事。
NIC(ネットワークインタフェースカード)の接続を確認したり、ネットワークプロパティを確認したりして、確認作業は進む。
そうこうしているうち、HUBの確認作業に移った。
HUBを確認してみると、接続しているポートのLEDが点灯していない。
私 「あ、LEDが点いていないって事は、断線の疑いがありますね」
お客様「そりゃパソコンのNICに繋いでなけりゃLEDは点灯しないでしょう」
私 「へ?」
お客様「さっき、あなたが確認のためにNICからLANケーブルを外して、そのままになってますから。ほれ(といってケーブルの“先端”を見せてくれた)」
この瞬間、思わずめまいが。
こぉ〜んな初歩的で常識を疑われるようなミスを、事もあろうに私自身がやってしまうなんて(笑)
ふっふっふっふっ、ネタにしてやるぅ〜!!
直後、汚名返上、名誉挽回とばかりに張り切った事は言うまでもありません。
ちなみにネットワークドライバのファイル破損が原因でした。
それにしても、恥ずかしかったよう(涙)
朝、起きてメールのチェックをしていると、「今、起きていますか?」と午前2時頃に送信(到着)したメールがあった。
電話じゃないんだし、そんなことメールで聞くか、普通?
しかも、内容にも差出人に心当たりがない!
メールの内容は、とにかく何かが全く動かなくなったらしい。
そして、まだ起きていたらメールで返事が欲しい旨書いてあった。
一体、この差出人は何が動かなくなったと言うのだろう?
自分の心臓か? それとも時計かな? どっちにしろ私の専門外だぞ(笑)
結局この人は何かが動かなくなったから、夜中の2時頃に間違いメールを流し、そして返事を待っていたのね。(笑)
客「〜質問内容〜」
私「では、折り返しFAXでご案内致しますので、恐れ入りますがFAX番号をお願いします」
客「○○−○○○○です」(局番の桁数からして違う場所)
私「あのぉ、市外局番は何ですか?」
客「あ、あれ? え〜と・・・・・何番だっけ?」
自分で今電話を掛けた時にゃ市外局番から掛けたでしょーが!
こっちから電話(FAX)する時だって市外局番がいるに決まってるでしょー
あるご販売店様からFAXでの質問があったんです。
しかしこのご販売店様、何回お願いしても自分の電話番号もFAX番号も書いてくれません。
つまり、こっちからは回答のしようがないんです。
常習犯だし、店名から調査すりゃわからん事もないけど、そんな事の為に他の(ちゃんと形式を整えて質問してくる)ご販売店様への回答を遅らせる訳にはいきません。
回答が遅れたり不可能になったりした場合、お客様からの信用を失うのはそのご販売店様自身なのにねぇ。
客「〜CRTのゆがみ(回転)の話〜」
私「CRTは地磁気の影響を受け、東西南北の設置方向によって画面がゆがむ事があります」(注)
客「ち・・・・何ですか?」
私「地磁気の影響です」
客「ちじきって何ですか?」
ええ、一瞬固まってしまいましたよ、私は(笑)
私「・・・地面の地、磁石の磁、電気の気と書く地磁気の事です」
客「???」
私「方位磁石が常に北を向く現象の事です」
CRTが地磁気の影響を受ける仕組みが解らないってんなら許そう。
世の中には解らない人の方が大多数を占めていると思うからね。
しかし、何で「地磁気」って単語自体が解らないの?
小学生レベルに落として「方位磁石が北を向く現象」って説明しても、今ひとつ理解していないようだったし・・・
※地磁気を感知して自動補正してくれるCRTもあります
電話をとるなり、いきなり
客「某マルチタスクOSのバージョン××の販売が終了したそうですが、そうなるとこれはフリーソフトと考えてよろしいのでしょうか?」
マジ? 本当にマジに聞いてるの?
一般のお客様からの質問ならともかく、そのソフトやハードウェアを売って商売をしているご販売店様からの質問とはとても思えない。
もし旧商品のソフトがフリーソフトになるのなら、誰だって最新バージョンなんか買わずに旧バージョンをタダで手に入れると思うぞ。
私「はい、こちらは○○サポートセンターの△△です」
客「〜自慢話や他社サポートセンターの不平不満を延々2時間〜」
私「はぁ、はい、そ、そうですか・・・」
客「ま、今日はこんなとこかなっ ガチャン」
私「(こんなとこかなっ じゃねーよ! 今日はって事は、明日も掛けるつもりか? 2度と掛けてくるな!)」
この電話を受けたのは私自身ではありませんが、時々いるんです。こういう客が。しかも、春になると多発する。(^^;
今回は2時間くらいだそうだけど、同類の電話で最長は何と7時間という記録もあるそうだ。
世間話は自分の友達相手にでもしてくれっ! いや、こういう人間は友人もいないのだろうな、きっと。
だからと言って、本当のお客様の為の資源である電話回線を独占的に使うなよ。営業妨害で訴えちゃろか?
しかも、折り返し電話にしようとすると、それについてあ〜だこ〜だと文句言って折り返しにさせてくれないし・・・
あるパソコン専門店からの質問で・・・
客「御社のパソコンにA社のスキャナをつけたいというお客様からの質問があるのですが」
私「接続方式はSCSIですか?パラレルですか?あるいはシリアルでしょうか?」
(※最近はUSBが主流になってきていますが、この当時はUSBがなく、事実上3つの選択肢しかありませんでした)
客「何ですか?それ」(一瞬、固まってしまった)
私「パソコンとスキャナを接続するのには何種類か方法があり、それらの種類を確認したいのですが」
客「方法って何ですか?」(このまま電話を切りたくなってきたぞ)
私「接続方式には複数の規格があり、合わない規格をご案内するわけには参りませんので確認が必要なのです」
客「規格って何ですか? そんな難しいこと言わないで下さい!」
規格って難しい単語だっけ?
例えばSCSI規格の技術的な話ならともかく、方式とか規格という単語、あるいはそれが複数存在する事の概念すら電話の最後までわかってもらえなかった。
世間では「方式」とか「規格」という単語自体、一般的に理解されていないのだろうか?
私にはそうは思えないのだけれども。
さて、この話には後日談があります。では、続きをどうぞ。
客「御社のパソコンにA社のスキャナをつけたいというお客様からの質問があるのですが」(※前回の人であることが声で解った)
私「接続方式はSCSIですか?パラレルですか?あるいはシリアルでしょうか?」(※わざと前回と同じ聞き方)
客「エスシーエスアイというものだそうです」
私「あ、SCSIですね。スキャナのコネクタはどのタイプのものでしょうか?」
客「フルピッチ50ピンだそうです」
いやぁ、進歩しましたねぇ。
SCSIをアルファベット一文字ずつしか読めなかったくらいはこの際大目に見ましょう。ともかく進歩した事に拍手。(^^)
基本的に無知は罪ではなく、知ればそれで済むことだからね。(極端に無知な場合はともかくとして)
今にして思えば、わざと前回と同じ聞き方をした私も意地悪だったかな?
客「△丁目の○△□▽という人が念力を出して私のパソコンを使えなくしている」
私「はぁ? (^^;」
客「私は今から警察に行って説明するから、あんたの方からも警察に電話して説明してくれ」
私「・・・」
この電話を受けたのは私自身ではありませんが、何と返答したらよいのか、即答できなかったようです。
果たして、この人はその後ちゃんと自分で警察に行って説明したのでしょうか?(笑)
あるご販売店様からの問い合わせ。
客「あのぉ、パソコンが故障したみたいなんですけど、どうしたらよいでしょうか?」
私「故障であれば、最寄りの弊社サービス窓口に点検・修理に出して下さい」
客「あ、そうか!故障したら修理すればいいんだ」
頼む、仮にも販売店さんならそのくらい常識で判断してくれ。
ご販売店様からの問い合わせ。
客「インターネットでHな画像のあるページを教えて欲しいんですけど」
・・・一瞬、固まる。
私「あのぉ、こちらは技術的な相談窓口なんですけどぉ。」
客「どこか知ってるでしょ?教えてよ」
・・・そんなに知りたい?
私「当社のインターネット関連のサービスの中には、そういったものはございませんが」
客「そんな事はわかっとる。日本でも海外でもいいからさ、どこか教えてよ」
・・・でも、教えてあげないよーん(笑)
私「申し訳ございませんが、当部署にはお客様にご案内できるような情報は持ち合わせておりません」
メーカーサポート窓口にそんな事聞くかぁ? 本屋か検索サイトにでも行って自分で調べてくれ。
客「オンラインサインアップが出来ないんだけど」
私「何のサインアップですか?」
客「オンラインサインアップです」
私「・・・画面のどこを操作されましたか?」
客「オンラインサインアップです」
私「・・・・・ セットアップ画面等は出てきましたか?」
客「サインアップのセットアップです」
この後、何を聞いても「サインアップです」という言葉を繰り返すだけでした。
客「なんか、エラーが出て動かないっていうお客さんのパソコンをうちで預かってるんだけど」
私「パソコンの型番とご利用のOS、アプリケーションとエラーメッセージなどの状況をお知らせ下さい」
客「型番かね? ○○○ですが」
私「それは弊社の社名です。どの種類のパソコンですか?」
客「よくわからんわ」
私「では、ご利用のOSは何ですか?」
客「おうえすって何?」
私「・・・パソコンを動作させるための基本となるソフトウェアの事です」
客「う〜ん、わからんなぁ」
私「エラーが出たときに使っていたアプリケーション(ソフトウェア)は何ですか?」
客「私ぁ素人だもんでそんな難しいことわからんわ」
・・・自分は素人だと言い張る販売店(の店員)から買った客も災難だわな。(笑)